仕事をする上で一番大切なことは、本質を考えて取り組むことだと思う。
皆さんは、常に本質を考えて取り組んでいるだろうか。大企業で勤めていると様々なことで悩むことになる。
1、私がこの仕事をする意味…
2、この仕事をすることで何になるのだろうか…
3、この無駄な作業、やる意味はあるのか?
そして、大きな組織になればなるほど、皆さんが一度は必ず感じることは、今の仕事の代わりは誰でもできる…
仕事を選ぶうえで、給料、やりがい、名誉、自分のやりたいこと、大企業のネームバリューなど、様々。今日は働く上での本質について、私の考えを皆さんに共有したい。
この作業無駄だなぁ、、、なんで私がこんな雑用をしなきゃいけないんだ、、、この営業、自分の営業成績のことしか考えてないなぁ、、、この上司、どうでもいいところばっか細かいなぁ、、、
働いていて私も常日頃から考えていること。ただ、無駄な作業について、その作業の本質は何かを考えることで、本当に無駄なら上司に相談して無くせばいいだけ。無くせない理由があったり、必要なプロセスならば、それは、その業務の一連の流れを理解せずに、ただ言われたことをやっている、ただの作業となっている。いわばアルバイトと同じ。もし正社員や責任者として仕事をしているならば、その仕事についてもっと考える必要があると思う。組織の社員として働くことの共通点は、考えることだと私は思う。
何も考えずに仕事をするのであれば、その仕事はAIに任せればいい。賃金の低いアルバイトに任せればいい。
仕事をしていて、この人センスないなぁと思うことが多々ある。ファッションセンスなどではなく、仕事のセンスのこと。仕事のセンスとは、メールで例えると、長ったらしい文章で何を聞いているのかよくわからなかったり、結論は何、となってしまうようなメール。他に例をあげるとすれば、照会元からきたメールをただそのまま転送しているだけとか、言われたことを伝言鳩のようにそのまま言っているなど、何の付加価値もつけられていない人を見ていると、センスないなぁと感じてしまう。
冒頭に私がこの仕事をやる意味は何だろう…と書いてみたが、大企業で働いていて思うのは、今担当している仕事は誰にでもできること。私が長期で休みを取れば、同じ部署の別の担当がフォローに入り、人事異動で変われば後任に引き継ぐ。組織である以上、自分がいなくても回り続けるし、なんとでもなる。
この話から伝えたいことは2つ。毎日吐き気がするほど思いつめる必要もないし、自分の代わりはいくらでもいると思って気持ちを楽にした方が絶対にいいと思う。思いつめすぎると自分の体調を崩し、長く働けなくなってしまう。もう一つは代わりはいくらでもいるけれども、その中でも私じゃないとだめな理由、私にしか出せない味を考えることで、やりがいや私が仕事をする意味が生まれてくると思う。
私の代わりについて話をしたけれども、組織の規模や組織での役職によっては代えがきかない場合もある。例えば、中小企業の社長の場合、責任放棄は会社の廃業に繋がったりするが、大企業の雇われ社長の場合、組織が潰れることはまずない。
あなたが置かれている状況を冷静に考え、仕事の本質を見極めることで、明るい未来が待っていると思う。
このテーマは私が働く上で一番大切にしていることなので、別途まとめてみようと思った一日でした。
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